■ 医療保険の選び方 ■

最近いろいろなタイプの保険がコマーシャルされていますが、自分に合っているかどうかどのような基準を決めて選べばいいのか、納得できる保険選びについてのポイントは?

@ 保障期間は?( 割安な終身医療が増えている )

 最近、終身タイプが増え安心感がでています、ただし「終身タイプ」といっても保障期間が終身であるだけで、給付日数には上限があり( 給付日数参照 )注意が必要です。
 保険料は、5年、あるいは10年といった一定期間で自動継続しながら、80歳、90歳まで更新していくタイプ(更新型)は、更新のつど保険料がアップしていきます。また、はじめから「80歳満期」といったタイプ(全期型)もあります。「終身タイプ」の場合、一定期間のうちに保険料を払い終え、その後の保障を確保することが可能ですが、年齢によっては、ずっと保険料を払い続ける「終身払」となるケースがあります。

A 保障額は?( 公的保障との兼ね合いを考える )

 健康保険に加入していれば、自己負担は、医療費の2〜3割で済みます。また、「高額療養費制度」により、自己負担額が1カ月間に一定額を超えた場合、超えた分は請求することで戻ってきます。(月収53万未満の人は、おおよそ月額80,100円を超えた額)さらに、健康保険の場合は「傷病手当制度」もあり、病気やケガの療養のために仕事を4日以上休んで給与がもらえない時は、最長1年6カ月、給与の6割程度が支給されます。(国民健康保険にはこの制度はありません)
 公的保障でカバーされない「差額ベット代」をはじめとする自己負担分もあるため、それらを総合的に考慮すると、入院日額5,000〜7,000円が現在の1つの目安といえそうです。

B 給付日数は? ( 何日型がいいのか? )

  「 保障期間 」ばかりに目がいきがちですが、「保障が何日目からされるのか」また、「何日間保障されるのか」といった「給付日数」も重要なポイントです。
 前者については、「8日型(8日以上の病気入院で1日目から、5日以上のケガ入院で1日目から給付)」、「5日型(5日以上の入院で5日目から給付)」、「2日型(2日以上の入院で1日目から給付)」、「日帰り入院」などのタイプがあります。最近の傾向としては、短期入院に備えたタイプが増えています。ただし、短期入院を保障する分、保険料もアップします。長期入院に備えるのが目的なら、5日型や8日型でも十分かなうといえます。
 また、給付日数には上限があり、例えば、「1度の入院で何日まで、通算では何日まで」給付日数を短期にすれば保険料は安くなり、長期ほど高くなります。最近の傾向として、医療の進歩により、入院の約9割の方が入院60日以内で退院されることから、保険商品もその日数にあわせ60日型が多く販売されています。



C 家族型

 医療保障を家族で一緒につけたいと考えるケースは多いのではないでしょうか。終身保険などに「家族型」で医療保障を付ける場合、被保険者が亡くなると家族の保障も消滅するので注意が必要です。
 一方、単体の医療保険やガン保険にも「家族型」があり、主たる被保険者が死亡・高度障害となったときに保険はどうなるかというと、この扱いは保険会社によって違いがあります。契約者が亡くなったときの扱いをまず確認しておくことがポイントです。
 パターンとしては、保険料が免除されて契約が継続できるタイプ、家族の保障が消滅するタイプ、配偶者を主たる被保険者に変更して保険料を再計算して継続するタイプなどがあります。
 また、「夫婦プラン(妻型)」や「家族プラン(妻子型)」などは、被保険者の入院保障額の半分程度に設定されているケースが殆ど。「家族型」メリット、デメリットをよく考えて利用したいものです。



D 注目の保障!
  保険料免除・高度先進医療(自由診療保険)・セカンドオピニオン

 
○ 保険料免除特約 三大成人病・高度障害になった場合、以降の保険料を免除 
  ○ 高度先進医療特約 技術料を全額負担しなければならない高度な先進医療に
     ついて実費を補償  (自由診療保険は、国内未承認の抗がん剤治療にも補償)
 
○ セカンドオピニオン より良い医療を選択するために、主治医以外の医師に現在の
     診断に 対する見解や治療方針、方法について意見を聞き、最適な専門医を紹介