その壱  エコの入門編 レジ袋削減について

「容器包装リサイクル法」が改正、施行されてから早1年。各地・各方面で、いろんな試みが行われてれてきたように思います。

スーパーなどでは「レジ袋有料化」が始まったり、包装の簡易化や包装に使われているもの自体をリサイクル製品にしたりと、企業の努力が始まったという感じです。特にスーパーのレジ袋については、簡単に取り組むことのできるエコ活動として、誰もが一度や二度はレジ袋の使用を辞退したことあるのではないでしょうか?

そんな取り組みやすいレジ袋削減に水を差す訳ではありませんが、なぜレジ袋ばかりがこんなに削減対象になってしまうんでしょう?

参考HP ◆「レジ袋の有料化について」アンケート結果

その弐  もらったレジ袋の使い道

レジ袋なんて薄いものだしそんなにかさばるものでもないから、そこまで目の敵のように削減削減って言わなくても・・・と思ったりもしますが、実は問題はその後の使い道だったりします。

当然ながら作る時には、たくさんのCo2を排出するんですが、捨てる時にはものすごくゴミの量を増やしてしまうという特性ももっているんです。なぜならレジ袋の再利用に問題があるから。

薄くて耐久性のあるレジ袋は家庭内のゴミをこまとめするのに使う方が非常に多い。その中には水分を大量に含んだ生ゴミなども多く含まれます。この水分の多いゴミなどがゴミの量を増やしているのです。量が増えれば当然ながら廃棄にもたくさんのエネルギーを使い、大量のCo2も排出するわけです。だからまずは手軽に効果のあがる「レジ袋削減」を推進するって訳ですね。

ところが。ここで気をつけなくてはいけないことがあります。最近の某アンケートによると、レジ袋が無くなったあと、生ゴミの処理用に袋を購入するという消費者が6割くらいいるという結果がでました。これでは意味がないと思いませんか?ゴミを減らすことが第一なのですから、レジ袋の代わりを用意しては元も子もありませんよね。何の為のエコなのか、そしてなぜこの活動になるのかということを、もう一度考えてエコ活動に取り組みたいものです。
参考HP ◆レジ/ゴミ袋情報局  ◆エコバック推進運動  

その参 世界ではどうなの?

さて。エコ推進を、それなりにがんばっている日本ではこんな感じで、まだまだの部分もたくさんありますが、世界ではこのレジ袋についてどのような取り組みをしているのでしょう?2008年3月14日付けのAFPでは、このような記事が発表されていました。(以下抜粋)

【3月14日 AFP】非生分解性のレジ袋廃止に向け、欧州の大半の国や、アフリカ諸国、中国でさえも規制を強化しているが、英国政府の対応はこれら諸外国のなかで最も遅れをとっている。

「中国さえ・・・・」と、いわれてしまった、その中国は“1月に薄いレジ袋の販売と使用を6月から禁止”そして“2月には従業員2万人を抱える国内最大のレジ袋工場は閉鎖”という思い切った行動にでてます。いろいろと問題の多い中国ですが、こういう良いところはお手本にしたいところですね。
その他の国についてはこちらを参照してください。
参考HP ◆レジ袋をめぐる各国の動き(AFP BBNews)