2008年07月23日

禁煙したら量を減らすべき薬  薬を飲んでいる喫煙者は要注意!

禁煙したら、体調が良くなるどころか、悪くなることがある――。ウソのような話だが、本当だ。原因は薬。急に禁煙すると、いつも飲んでいる薬の副作用が強く出るケースがあるのだ。どんな薬を飲んでいる人が、禁煙するとやばいのか?

ぜんそく持ちで薬が手放せないAさん(45)は、大のたばこ好き。体に悪いとわかっているけどやめられない。
 ところが先日、夫の健康を案じる妻から「たばこをやめてくれなければ離婚」と迫られた。それと前後して会社が全面禁煙を実施、ついに禁煙を決意。毎日20本近く吸っていたたばこを、ピタリとやめた。
 禁煙後は、ご飯もおいしく感じ、寝起きもスッキリしたと喜んでいたが、しばらくしてめまいを起こすようになり、その回数が増えていった。やがて体の震えが始まった。
「どうもおかしい」と、かかりつけの医者に駆け込んだところ、意外な答えが……。
「最近、禁煙を始めた? そりゃあ、ぜんそくの薬の副作用が出たのかもしれませんね。薬の量を減らしましょう」  新しく処方してもらった薬を飲み続けたところ、めまいや震えはピタリと止まったという。

「たばこは薬の効き目に影響します。ニコチンが肝臓の薬物分解酵素の働きを強くし、薬の効きが悪くなることがあります。禁煙するとその働きが弱まるので、薬の量を減らさなければなりません。そうでなければ薬が効き過ぎて、副作用が出てしまうのです」
 Aさんはまさにその典型。飲んでいたぜんそくの薬には、気管支に作用して咳を抑えるテオフィリンと呼ばれる成分が入っているが、これは喫煙によって効き目が悪くなる。そのため、医師はAさんに多めに処方していた。それが禁煙によって“薬過剰”になってしまったのだ。
「幸い、Aさんの症状は軽い方。ひどい人は、頭がもうろうとしたり、吐いたりする。けいれんを起こしたり、不整脈が出るケースもあります」
 ぜんそく以外の薬ではどんな薬に気をつければいいのか?
「例えば、抗うつ剤のイミプラミン、利尿剤のフロセミド、血圧や心臓の薬であるベータ遮断薬などです。いずれも薬の量を間違えると、重大な結果を生む可能性がある。注意が必要です」
 解熱鎮静剤のフェナセチン、鎮痛剤のペンタゾシンも、日頃からよく飲んでいる場合は気をつけた方がいい。 薬を飲んでいる喫煙者は、禁煙するときは事前に医師に相談することだ。

 抗生物質で下痢をするのは、抗生物質によって腸内にいる細菌がダメージを受けることがあるからです。 抗生物質は、特定の細菌の一部または全体を殺すか、増殖を止めることで治療する薬。あらゆる細菌に作用すると誤解している人がいますが、そうではありません。
 理論上、抗生物質の攻撃対象は、基本的に特定の細菌なのですが、人によっては人体に必要な細菌も悪影響を受けることがあります。
 風邪などで抗生物質が必要な人は、すでに免疫力が落ちていて、ちょっとしたことが重く作用する可能性が高い。それが消化の手助けをする腸内細菌に作用して、ダメージを受けると、下痢が引き起こされることがあるのです。
 いったん下痢になってしまったら、抗生物質の影響が解消され腸内細菌の状態が整うまで、下痢は治りません。では、どうするか?
 抗生物質の種類は、数多くあります。種類を変えれば、下痢などの副作用が解消することも少なくありません。ある抗生物質の副作用に苦しんだことがある人は、それを医師に伝え、次回の処方のときは、抗生物質を変更してもらうことです。
 薬の副作用がみられたときは、手帳などに記録しておくといいでしょう。見過ごしてはいけません。