2008年03月14日
「ストトレ」で楽しくやせよう ストレス発散もバッチリ
米国のダイエットDVD「ビリーズ・ブート・キャンプ」が人気だが、「1時間近くもあんなに激しい運動はできない」とリタイアする人が少なくない。そこでもっと短時間で楽しくやせられる“ストトレ”を紹介しよう。
●殴って蹴るだけ
パンチやキックなどの打撃技を得意とする格闘選手をストライカーというが、“ストトレ”はストライカートレーニングの略。やるのは「殴って」「蹴る」だけだ。
金融機関に勤めるKさん(42歳)は、会社のレクリエーションでストトレの“出前授業”を体験し、病みつきになったという。
「相手のミットめがけて殴って蹴るだけだから、トレーニングをしているという“義務感”はまったくありません。それどころか、潜在的な闘争本能が呼び覚まされて、知らぬ間に“オリャー”とか声を上げてやっていました。たった30分ですが、ストレスも発散できて、とても楽しい」
早速体験してみた。教えてもらったのは、格闘トレーナーのYさんだ。
準備運動をして、8種類のパンチとキックを繰り出していく。ジャブ、ストレートと続け、左右のフック、左右のアッパーへ。パン、パンといい音が出ると気分がいい。音が鈍いと、「次こそは」と張り切るから、自然と夢中になる。左右の蹴りで、バシーンと重い音が響くと、これはもうたまらない。ストトレのとりこになりそうだ。
各10本、合計80本のパンチやキックを繰り出したことになるが、そんなにやった感覚はまったくない。10分も動いていないのに、額には早くも汗がにじむ。5分ほどの休憩を挟んで、次はコンビネーションへ。
●1日20分。2週間で3キロ減も珍しくない
「左ジャブ→右ストレート」は楽勝。これに「左キック」が加わる。「右ストレートで左に開いた体の反動で、左キックです」と指導されるが、初心者は蹴る前に一瞬、動きが止まってしまう。テンポよく動くのが難しく、意外ときつい。
全身、汗ビッショリ。続く「ジャブ→右ストレート→左フック→右ひざ蹴り→右キック」にいたっては、“コマ送り状態”だが、本人はK―1選手になった気分だ。ハッハッと息が上がり始めるが、気持ちがいい。
これも各10本。相澤さんの説明を合わせて20分ほど。30分にも満たない運動量ながら、全身が疲れている。
「パンチとキックだけですが、その組み合わせは全身運動になるんです。だからダイエットに効果的。腰のひねりが重要なので、特に腰回りを絞るのに最適です」
翌日、腰回りが筋肉痛だった。筋肉トレーニングで腹筋や背筋の局所的な痛みは経験があるが、腰回り全体がひとつのトレーニングで痛んだ経験はない。確かに効きそうだ。背中と太ももの前側も少し筋肉痛だった。筋肉痛があるのに、またやりたくなるのは、義務感なく楽しく爽快にできるからだろう。
「2~3週間で3~4キロのダイエットに成功する人は珍しくない」(相澤さん)というのも納得。Kさんのように出前授業でハマって始める人も少なくないという。
- by 野村
- at 19:53