2006年06月19日
一戸建てにも火災警報器義務化
<<あなたのマイホームも例外じゃありません>>
ほとんどの人がまだ知らないのではないか。今月からマンションだけでなく、一戸建てマイホームにも火災警報器の取り付けが義務付けられたのだ。新築・増改築住宅はすでにスタート、既存住宅も5年後までに付けなければならない。ちょっと広い家になると、10万円近い出費だ。
●ボロ家でも5年後までに取り付け
新築・増改築は今月から着工するすべての住宅が設置対象だ。既存住宅は東京都2010年、神奈川県11年、千葉県08年、埼玉県08年、大阪府11年など、自治体ごとに異なるが(市町村によっても若干異なる)、遅くとも11年5月末までに取り付けなければならない。
「マイホームは住宅の所有者に設置義務があります。賃貸の場合は、大家さんと借りている人が話し合って決めてもらうことになります」(総務省消防庁)
●どの部屋にいくつ付けるの
原則として、住んでる人が寝起きしているすべての「寝室」と、寝室が2階にある家は「階段」だ。たとえば、2階建てで2階に夫婦の寝室と子供部屋がある家は、寝室と子供部屋に1個ずつ、階段に1個だ。1階が寝室なら階段にはいらないが、3階建てで3階にも寝室があるようなら、階段の3階部分の天井にもう1個設置しなければならない。
「ただ、設置基準については自治体によって異なりますので、各市町村に問い合わせてください」(消防庁)
都市部では台所にも設置を義務付けているケースが多く、東京都ではリビングなども含むすべての部屋に付けることになっている。
●ちょっと家が広いと費用10万円
問題はいくらぐらいかかるのかだ。火災警報器には煙を探知する「煙式」、熱を探知する「熱式」があるが、寝室、階段は煙式と決められている。台所は調理で煙が出るので、熱式が適している。
「さらに、電池式と電源式、天井に取り付けるタイプと壁掛けタイプに分かれます。いずれも、ビスや両面テープで固定するだけなので、日曜大工で簡単に取り付けられます。売れ筋は1個5000円前後から1万円前後ですね」(ホームセンター店長)
2階に寝室と子供部屋が2つもあると、最低4個は必要だから2万~4万円はかかる。東京都のように全部屋で2世帯住宅なんてことになれば10万円以上だ。
●設置しないと、どうなる?
「設置しなくても罰則はありません。あくまで自己責任です」(消防庁)
しかし、住宅火災の焼死者の7割が「逃げ遅れ」によるもので、その半数以上が65歳以上の老人と子供と聞くと、「死んでも知らないよ」と言われているみたいで怖い。今度の休みに付けるか……。
- by 野村
- at 19:10