2006年05月17日

ショウガは抗がん食品。血液をサラサラ、炎症も抑える

いま新ショウガが出回っている。新ショウガは文字通り取れたてのショウガで色が白い。終年出回っている黄褐色のショウガは、貯蔵して翌年出荷されたヒネショウガである。
 新ショウガの皮を剥(む)いて薄くスライスし、ひたひたまで梅酢を加えると鮮やかな紅梅色に染まって紅ショウガになる。
 新ショウガの出回る期間は11月までだが、その間は紅ショウガを食卓に出しておき、誰もが欲しいだけ食べられるようにしておきたい。
 フレッシュなショウガが体によいことを知っていて、紅ショウガにして食べてきたのは日本人の知恵だが、アメリカ国立がん研究所は最新の科学的な治験に基づいて、最も重要な抗がん食品のグループにショウガを入れている。

ショウガは胃腸にもよく、最も重要な働きをすると考えられている刺激性成分は、コレステロールを下げ、炎症を抑え、血液の粘度を下げることが分かっている。
 だから、血中コレステロール値の高い人や、関節炎や痛風で苦しんでいる人、血栓症のリスクが高くなっている人はショウガを食べるべきだ。
 ショウガの刺激性成分は精油と樹脂との混合物で、その33%をショウガ固有の物質であるジンゲロールとその誘導体が占めている。新ショウガはジンゲロールの比率が高く、ヒネショウガになると誘導体の比率が高くなる。それと新ショウガには豊富に消化酵素が含まれているので一番のオススメだが、ヒネショウガにもその効力はある。
 ショウガの食べ方として取り入れていただきたいのはジュース食で、高コレステロール、関節炎、痛風の人には次のジュースが勧められている。
〈高コレステロール〉〈関節炎〉〈痛風〉→ショウガ+パイナップル・ジュース
〈関節炎〉→ショウガ+リンゴ+ニンジン・ジュース
 ショウガは塊の大きなところを幅6ミリ。その量のショウガに対してパイナップルは2分の1個、リンゴは1個、ニンジンは小4本を加えてジュースにする。