2006年03月13日
ほくほくいいながら食べる鍋定食3品
もつ、すき焼き、豆乳野菜……
もつ鍋のブームが続いている。都内にずいぶん店も増えたが、本場・博多の味が堪能できると評判の一軒が「銀座 ほんじん」。夜は予約なしに入れない盛況ぶりだ。
ランチのもつ鍋定食も大人気。行列覚悟で足を運ぼう。丁寧に下処理された臓物は臭みなど皆無。ハツやセンマイはコリッと心地よい歯ごたえで、小腸は口の中でトロリと甘く溶ける。これまた時間をかけて仕込まれるスープは醤油と塩の2種類がある。透明感も味の奥行きも甲乙つけがたい。たっぷり添えられた野菜、そしてチャンポン麺もろとも、スイスイと胃袋に収まってしまう。
王子の駅前に店をかまえて60年になる「半平」は、廉価で良質な大衆割烹という言葉を絵に描いたような店。鍋物はもちろん、寿司や焼き鳥やうなぎまで手広くメニューにのせ、どれも誠実な仕事で客の期待に応える。
「毎日食べにくる人も珍しくない」とご主人が語る昼の定食も、当然ながらお値打ち。中でも絶対のオススメが牛すき焼き定食。昔ながらの甘辛い割り下の味が染みた肉や野菜をおかずに、ムシャムシャとほおばるご飯のウマさといったらない!
小田急線経堂駅近くの「栃の実」は、健康食品の売り場に飲食コーナーが併設された店と紹介すれば話が早いだろうか。自然塩や健康茶や雑穀が所狭しと陳列された棚を横目に見ながら、ヘルシーな素材で固められた料理に舌鼓が打てる。
たとえば豆乳野菜鍋定食。玄米麹味噌と豆乳で調味したスープは、まさに滋養の塊だ。軟らかく煮込まれた野菜の中にまじって、油揚げで栃餅とモッツァレラチーズを包み込んだキンチャクが絶妙な味のアクセントを添える。これに雑穀ご飯、梅干し、日替わりの総菜2品がつく。疲れた体をシミジミと癒やしてくれることうけあい。
■銀座 ほんじん 東京都中央区銀座8―15―6(電話)03・3545・1866
AM11:45~PM1:30(ラストオーダー)、PM6~11(同)日・祝休(土曜は夜のみ営業)
■半平 東京都北区王子1―9―2 (電話)03・3911・4476
AM11~PM12(ランチタイムはPM2まで) 無休
■栃の実 東京都世田谷区宮坂3―5―4 (電話)03・3706・0215
AM11:30~PM3、PM6~9 日・月休(月曜は物販のみ営業)
- by 野村
- at 17:20