2005年06月23日

振込め詐欺

従来「おれおれ詐欺」といわれていたものが手口の多様化に伴い名称を変更しました。
子供や警官などになりすましてお金を振り込ませる詐欺です。

代表的な振り込ませ名目は
  ・交通事故による示談金や保釈金 (被害者や警察官、弁護士、本人など)
  ・誘拐による身代金(犯人、誘拐された子供)
  ・医療事故の示談金

2004年に警察庁が認知した振り込め詐欺(恐喝)の件数は25,667件で、被害総額は約284億円。手口はほかには海外留学の子供になりすます事例など、現在も進化を続けています。 

その代表的な手口は
  ①予め,騙す相手の住所,家族構成,職業,電話番号などの個人情報を入手します。
  ②その個人情報に基づいて,複数の犯人が警察官,弁護士になりすまし
「お宅の○○さんが交通事故を起こした。事故の相手は妊婦で破水し,胎児が危ない。手術費用として○○万円が必要です。すぐに振り込んでください。」等と告げ,また,身内役のものが泣き声で「事故を起こした。頼む。」等と告げるなどして騙し,お金を要求します。
 中には,その間,当事者となった身内の携帯電話などをつながらないように工作するものもいます。
  ③お金の受渡方法は,犯人が指定した口座に短時間内に振込むように要求して振り込ませ,冷静に考える時間や相談する余裕を与えないようにします。
 振込みにはATMを使わせ,さらに,金融機関で,職員に尋ねられた場合,「家の改築に必要だから」など,怪しまれないように具体的に指示をしています。

被害に遭わないために 

被害に遭わないためには、必ず自分の名前を言うなど普段から電話での連絡方法について、ご家族で確認しておくことが大切です。「我が家にはかかって こない」「自分の親は大丈夫」と過信することなく、ご家族で相談し「今かかってきたら、こう対応しよう」というふうに、事前に対処方法を考えておくように してください。

①普段からの心がけ
 ・振り込め詐欺はその手口が日々進化し,巧妙化している犯罪です。
関心をもって新聞などでどのような手口に変化しているのかなどを知ることが大切です。
普通,交通事故などの場合,事故直後に即示談・即手術費となることは考えられません。
というのは,怪我の治療がいつまで続くのか,どの程度かかるのかが不明だからです。また,警察が示談交渉に介入することは絶対にありません。

②電話を受けた場合の対処方法
 ・「警察」とか「身内が交通事故」とか言われても慌てないことが一番です。
 ・「身内が交通事故」「示談金」「手術費用」などと言われたら,まずは詐欺ではと疑ってみることです。
 ・本人しか知らない事実を相手に言わせて確認することです。
例えば,車のメーカー,色,服装,事故の相手の氏名,入院先など後で事実を確認するために事故を起こした場所,搬送先の病院なども相手に言わせることです。

③電話を切った後には
 ・その身内と連絡を取ってみることです。連絡がつくまではお金を振り込まないことです。
 携帯電話がつながらなければ,勤務先へ電話するとか,時間をおいて電話するとかして,必ず連絡を取り事実を確認してください。
 複数の連絡方法を時間をかけて試してみてください。
 事故を起こした場所の警察署などを「電話帳」で調べ,直接,電話して事実関係を確認してください。相手に言われた電話番号ではなく,必ず「電話帳」などで調べて電話することです。

④おかしいと思ったら、警察などの関係機関に相談しましょう

  不審な電話がかかってきたら,まず,家族や警察などに相談しましょう。


★振り込め詐欺 関連サイト
《振り込め詐欺情報ダイヤル》
振り込め詐欺の3タイプ(オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺)の手口、実際にあった過去の事例、防犯対策などの情報を、0570-000-110へ電話をかけるだけで聞くことができる情報ダイヤルです。

◆ CoDen安心でんわ

飯島 健夫